介護業界とジョブホッパーについて

9月 24, 2017 · Posted in 介護業界, 転職 · 介護業界とジョブホッパーについて はコメントを受け付けていません 

転職を繰り返す人をジョブホッパーと呼びます。普通は人生で3回くらいの転職が適度といわれていますが、それを大きく超えてしまうと信頼性を欠くことになり、職場探しで苦労する場合があります。企業側としても採用し、時間を割き仕事を教えて戦力になると思った途端に辞めますと言われては、たまったものではありません。それだけに、採用時に職歴は重要となり、転職回数が多いと警戒されてしまうのです。

上記のような背景から、ジョブホッパーは避けられる傾向にあるわけですが、業界によっては問題にならないケースもあります。そのひとつが介護業界であり、離職率の高さから、ジョブホッパーにも寛容だといわれています。元々同業界内での転職も多く、スキルや知識が備わっている人なら即戦力として期待できるので、雇用側も積極的に採用に踏み切ってくれます。転職回数が多くとも即戦力として働ける能力が身に付いていれば、職場探しにそれほど困らないのが介護職です。そのため、介護系の資格を持っておくと、たとえ転職を繰り返し、施設を渡り歩くケースであっても採用のチャンスは十分に得られるのです。

しかし、介護業界のジョブホッパーにもデメリットはあります。転職を繰り返すと昇給や昇進に遠のくというマイナス面があるのです。長く働き続ければそれだけ昇給や昇進のチャンスがあるので、安易に転職をすることはおすすめしません。勤務年数というのは、将来もらえる年金の支給額、貯蓄にも関わるだけに、やはり将来をしっかりと見据えて仕事を選ぶ必要があるでしょう。

転職時のミスマッチを防ぎ、長く働くために!

9月 2, 2017 · Posted in 転職, 退職 · 転職時のミスマッチを防ぎ、長く働くために! はコメントを受け付けていません 

「精神的、体力的に負担が大きい」「給与が低い」といったネガティブなイメージのある介護業界。離職率は16.5%で、主要産業全体の離職率である15%と比較しても極端に高いというわけではありませんが、介護業界は短期間の内に転職を繰り返す「ジョブホッパー」といわれる人が多いのが現状です。介護業界にジョブホッパーの方が多い背景にはどのような理由があるのでしょうか?

よくある退職理由としては、「施設の方針や運営方法が合わない」「人間関係の問題」「慢性的な人手不足による負担増加」などがあげられます。特に介護業界において人手不足は深刻であり、職員を確保し、定着させるための充分な賃金を払える資金力が不足している施設が多いという事実があります。介護業界で働いている方の中には、前述した理由で退職を検討している、またよりよい待遇や環境を求め、実際に退職した経験がある方もいるでしょう。しかし、可能であれば、長く腰を据えて働くことのできる施設への転職が望ましいはずです。

自分で転職活動を行う場合、施設の情報を調べるのにも限界があり、転職が決まっても「思っていたのと違った…」ということになりかねません。そのようなミスマッチを防ぐためにおすすめなのは、転職エージェントを利用することです。特に最近は介護職に特化した転職エージェントも増えてきました。求人探しはもちろん、履歴書の添削や面接対策、退職についての相談といったサービスを無料で行ってくれます。転職活動を効率よく進めることができるため、転職を考えている方は一度利用してみてはいかがでしょうか?